お知らせ

映像変換AIアルゴリズムのアップデートについて

マジックディスプレイの他社にはない最大のアドバンテージとして、3D映像変換AIがあります。恐らく世界初なのですが、どんな2D映像でも3Dに変換できる機能を持ち、3D技術の最大の課題である3Dコンテンツの不足を根本的に解決する事ができます。

2019年には初代のAIアルゴリズムが完成していたのですが、コロナ禍で初号機に採用していた半導体基板(Circuit Board)が入手できなくなりやむなく開発を中断しました。

そして2023年末に何とか新しいアルゴリズムが完成できたのですが、映像出力は2画面からなる3D映像であるサイドバイサイド(Side by Side)しかありませんでした。サイドバイサイドでも十分3D効果と没入感はあるのですが、大画面にはあまり向いておらず、元映像も変換に向いているものとそうでないものの差がはっきりしていました。

そして今回、3D映像出力についてマルチビュー(Multi-view)での出力が完成し、これまで以上の大きな没入感と立体感を作り出す事ができました。映像については広告や観光PR、教育や医療、そのどれを取っても大きなインパクトを与える事ができ、更に社会実装に向けた裸眼3D技術を打ち出していきます。

因みにこのマルチビュー、現状では9枚映像で深い奥行きと立体感を生み出すうえ、広視野角での視聴を可能にしています。今後は更に16枚映像に増やしたり、と他が考え付かない事を実現し、更に面白いビジネスモデルの構築へお力添えしていきます。

先ずはより多くの場での露出を試み、新しい映像技術である裸眼3D技術を体感して頂く事を行っていきます。